Maton メイトン EBW808C です。 オーストラリア滞在中にメイトンのファクトリーツアーに参加した際、同個体の選定された数本の中からさらに1番鳴るものを選び、購入しました。 本ギター全体に使われているブラックウッドは産地がハワイとオーストラリアで異なるものの、あの有名な高級材ハワイアンコアと同じ木材となっており、とても良い音を奏でることから、メイトンの社員の方がメイトンにギターをオーダーする際はほとんどこのブラックウッドを選定するそうです。 本当に良く鳴る個体で、所有していたのTaylorのオールコアモデル、K14よりも断然こっちの方が良いと感じました。 また、メイトンのピックアップは言わずもがな、世界最高峰の原音に近い音が出力されます。 コンディションはネックまっすぐ、トラスロッド使用なし。 ボディトップの膨らみも全くなく、フレット残り95%、サドルも高く残っています。 弦高は12フレット上で 6弦 : 2.3mm 1弦 : 1.8mm と、しっかりプロの手によってとても弾きやすく、尚且つ鳴りも最大限に引き出されるよう調整してもらっております。 見た目も目立った傷なく、ピックガードの弾き傷が多少あるものの、大変美品です。 純正ハードケース、純正トラスレンチ、保証書やステッカーなど、付属品もきれいな状態で全て揃っています。 家庭の事情で手放すことになりました。 よろしくお願い致します。 メイトン定番の「808」ボディをベースにカッタウェイを追加した、抱えやすく演奏もしやすいボディ形状が特徴です。自国の木材を使用するのが特徴のメイトンギターズですが、本モデルには本場オーストラリア産のブラックウッドをトップ、サイド&バックに使用したオールブラックウッドボディです。ネックにもオーストラリア産クイーンズランドメイプルを使用しています。通常アコースティックギターと言うとスプルーストップのモデルが多いですが、こちらはブラックウッドトップのため、通常よりもまろやかなサウンドでスプルースとはサウンドキャラクターも異なり、人によってはダークなサウンド印象を持たれるかもしれません。 いわゆるトリプルオーとダブルオーの中間ぐらいのボディ形状ですが、通常のフォークタイプよりもやや胴厚であるため低音も響きます。 メイトンギター職人によるセットアップで、フィンガースタイルのプレイヤーに幅広く好まれるほど弾きやすくなっているのが特徴です。もちろんピック弾きのアタック感もありどんなプレースタイルにもマッチしていると言えます。AP-5 Proプリアンプも搭載したエレアコとなっており、ステージ、宅録など様々な場所で活躍してくれるに違いありません。 アコギ アコースティックギター エレアコ